7月に入ったところなのに、いきなり今月末の私的な話。

京都の人にはお馴染みの火事避けのお札「火廼要慎(ひのようじん)」。嵐山の少し北にある愛宕山の山頂にある神社で買うことができるお札なのですが、毎年7月31日の夜は“千日参り”といって特別な日なのです。

その晩に深夜から未明に掛けてお参りすれば、千日お参りしたのと同じ扱いになるそうで、なんとも勝手で都合のいいようにも思うけど、どうせ行くんだったらその日に行ってお札を授かってくるほうがいいかな。

以下の写真は3年前ものだけど、ざっくり道中を紹介。

(左)火廼要慎のお札。 だいたい午後10時半くらいに自宅を出発 → (右)市バスで嵐電の四条大宮駅へ →

 

(左)嵐電で嵐山駅 → (右)京都バスで清滝口へ →

 

(左)バス停から少し歩いて登山口へ → (右)登る人と降りる人で、すれ違うときに「おのぼりやす」「おくだりやす」と声を掛けつつ登っていきます →

 

(左)山頂の手前から明るい提灯の数が増えてゴール感が満々 → (右)2時間ほどで山頂の愛宕神社に到着。

 

深夜の登山なので危ないように思われがちなのだけど、一部すごく暗いところはあるものの、基本的に電気は点いてるし、ところどころで地元の消防団の人が待機してたりして、安全なほうなんじゃないかな。大人から子供まで人も多いしね。

去年は僕自身の体調が悪かったこともあって行かずに断念したんだけど、今年は絶対行って新しいお札を授かってきますわ。