こんにちは、Web屋のみやじまけんと(宮嶋健人)です!

 

先日、プールで泳いでいたら突然に平泳ぎができるようになりました。

これまでは「息継ぎ→水中で水を掻く→水中で水を掻く→息継ぎ→(…以下繰り返し)」というエセ平泳ぎでしたが

今は「息継ぎ→水中で水を掻く→息継ぎ→(…以下繰り返し)」というまともな平泳ぎができるようになりました。

 

ポイントは、息継ぎ後に推進力を失わないように、入水時に勢いをつけることでした。

これまでは、入水時に失速して、一掻きで息継ぎに移行しようとしても

前に進まずにその場で浮かび続けるだけになってしまい、推進力をつけるための余分な一掻きを強いられていたのですが、

今は、入水時に身体を勢いよく尖らせて推進力をつけるコツを掴み、一掻きごとに息継ぎが無理なくできるようになりました。

試行改善を一掻きごとにできるのが水泳の面白いところです。

 

 

さて、今回のコラムは前回のコラム:「4ヶ月間、コラムを毎週更新した場合のSEO結果」の続編です。

2017年の12月末からスタートした当NPOのホームページのコラム毎週更新。

前回からさらに2ヶ月が経過して、SEO(検索エンジン最適化)対策の数値結果がどのように推移したかを紹介します。

 

 

 

まずは、Google Analyticsでの数値です。

下図のデータは、アクセス数(セッション数)を12月1日から月ごとにプロットした結果です。

2017年12月時点では1ヶ月で100アクセス、2018年4月時点では400アクセスくらいでしたが、

5月は500アクセス、6月は600アクセス超に伸びてきています。

下記の画像からはわかりませんが、ページビュー(閲覧されたページ数の合計)についても

4月時点の約800から6月は約1200まで伸びています。

 

 

 

次に、どうやって当NPOのホームページに訪れているかについて、

前回のコラム時点と今回のコラム時点での直近30日間の比較データです。

検索経由のアクセスが1.5倍以上に伸びています。

また、「Referral」(他のサイト経由)でのアクセスが100件以上伸びています。

 

「Referral」(他のサイト経由)でのアクセスが100件以上…!

「どんなサイトからアクセスされるようになったのかな??」

ワクワクしながら他サイト(参照元サイト)のアクセス数の内訳を見ると…!?

 

 

 

ガーン!!

なんと、主要なアクセスのほとんどは「リファラースパム」のアクセスです。

 

リファラースパムとは、私のようにアクセス解析を楽しみにしているWebサイト管理者に対して

アクセス記録にスパムサイト経由のアクセス記録(URL)を残して露出するというスパムです。

見分ける際にはURLに「best」「free」「offer」などの英語の広告っぽい文字列が含まれることや、

「新規アクセス率100%、平均ページビュー1.00、滞在時間0秒、直帰率100%」といった極端な数値結果を確認します。

今回のケースでは、少なくとも1位~5位、7・8位のアクセスはリファラースパムでしょう。

SEO対策結果の検証時にはこれらのスパム経由のアクセス数を除外して考える必要が出てきます。

(スパムを差し引いた場合、実質、この4月から毎月約70アクセス伸びているという結果が見えました。)

 

今後のアクセス解析時にこれらのリファラースパムはできるだけ記録しないようにしたいため、

Google Analyticsのボットフィルタリング機能を設定しておくのが良いと思います。

また、上記機能では弾ききれないアクセスに対しては、アクセス解析結果の閲覧時に

リファラースパム特有の記録(言語が(not set)になっている)をフィルタ機能で除外した結果を見るのが良いと思います。

(ご参考:https://wacul-ai.com/blog/access-analysis/google-analytics-setting/googleanalytics-referrerspam/

 

 

次に、どのページがよく見られているかの直近30日間のデータです。

個別のコラムのアクセス数が前回同様、トップページ、コラム、スタッフ、実績、法人概要が続いています。

全体的にページビューは微増傾向です(4月のページビューからすると全体では1.4倍)。

もっとわかりやすく「事業内容」「法人概要」等のページのアクセス数が伸びていると

当NPO:やさしいデザインについて関心をもってくださっている方がグッと増えた、といえそうですが、

現時点では「じわじわ増えてきている」というくらいの印象です。

 

個々のコラムのアクセス数が伸びていて、「閲覧開始数」から検索時のサイトの入り口として機能している様子が伺えます。

「直帰率」が高くなる対策として、コラム下部に早く誘導経路を設定しなければ・・・。

 

 

 

続いて、Search Consoleでの解析結果です。過去28日間の結果です(長いです)。

前回のコラムの時点と比べると、クリック数は119回⇒235で倍増、

検索結果への表示回数は5,571回⇒9,887回で約1.8倍、

検索キーワードの種類数は411種類⇒673種類で約1.5倍に伸びています。

山本さんのコラムに記載されている献血関連のキーワードが検索結果にひっかかりまくっているのがわかります。

 

 

成果につながりそうなキーワードをいくつか見てみます。

 

 ・「京都 チラシ デザイン」

  (前々回:76.4位で5回表示、0クリック)

 ⇒(前回:51.7位で58回表示、0クリック)

 ⇒(今回:56.3位で57回表示、0クリック)

 

 ・「cmsサイト制作」

  (前回:55.6位で38回表示、0クリック)

 ⇒(今回:54.2位で77回表示、0クリック)

 

 ・「コピーライター 京都」

 ⇒(今回:115.0位で1回表示、1クリック)

 

 ・「webコンサルティング 京都」

 ⇒(今回:76.8位で26回表示、0クリック)

 

 ・「webサイト制作」

 ⇒(今回:94.1位で181回表示、0クリック)

 

まだクリックには至っていませんが、これらのキーワードを含むコラムを継続更新すれば

順位表示も向上し、クリック~問い合わせ~相談・依頼につながるケースも出てくると思います。

チラシ関連はこの2ヶ月間ほとんど更新がなかったので順位を落としています。

 

 

 

以上、「半年間、コラムを毎週更新した場合のSEO結果」と題して結果をお送りしました。

やはり継続は力なり、10人の力が集まって数値は順調に伸びてきています。

当NPOも先月末には1期目の決算申告を終え、2期目の飛躍を期しているところです。

もっともっと多くの方のお役に立てるのを楽しみにしています。

Webサイトの成果向上はもちろん、チラシやポスター、SNSなどの

広報の成果向上についてお困りの場合には、当NPOへご相談ください

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