こんにちは、宮嶋茉莉緒です。今回は前回のコラム:「ホームページのアクセス数を増やしたい!の基礎知識 その2~検索経由のアクセス数を増やす(SEO対策)前編~」の続きとして、「狙ったキーワードをページタイトルや見出し、本文、メタタグなどに含むようにする」について、ご紹介してまいります。

1.狙ったキーワードをページタイトルや見出し、本文などに含むようにする

まずは用語の説明です。

「ページタイトル」とは

HTMLタグで言うと<title>にあたります。タイトルタグとも呼ばれます。パソコンでの確認方法としては主に2種類ございます。

方法1:マウスポインタをブラウザで開いているページのタブの上に乗せる。

このときに表示される文言がページタイトルです。

タイトルタグの確認1

 

方法2:実際のコードを見てみる。

Webページを開いた状態で、マウスの右クリックします。このときに表示されるリストの中からInternet Explorerの場合は「ソースの表示」を選択してクリック。

下記のようなコードが表示さます。このときに上部の方にある<title></title>で囲まれた文言です。

「見出し」とは

HTMLタグで言うと、<h1>,<h2>,<h3>,<h4>,<h5>,<h6>です。全部で6種類あり、数字が小さいほど重要な見出しと考えられます。当サイトのコラムの場合は、下記の囲った部分が見出しタグです。

JimdoやWixなど無料ホームページ作成ツールを使用している方で見出しがよくわからない。。という場合、大概は大きな文字の部分が見出しタグとなると考えていただければと思います。

ちなみに、コードで確認するとこんな感じです。見慣れないとわかりんくいでしょうか。。

「メタタグ」とは

HTMLタグで言うと<meta > ではじまるタグです。metaの後ろには属性と呼ばれるものが入り、name、propertyなど必要に応じて設定していきます。検索エンジンで重要と言われるのは、下記で囲ったディスクリプション(description)とキーワード(keywords)です。

 

 

メタタグは、Webサイトの名称と同じように、1つのみ設定することが多いです。ホームページの作成ツールでは、「このサイトを説明する簡潔な文章を入れてください。」と書かれている場合が多いように感じます。なお、キーワードについては、Googleの公式声明により、そこまで重要ではないと言われるようになったため、念のために設定しておくという認識で大丈夫かと思います。

タイトルタグや見出しを少し意識してみると良いかもしれません

Googleなどの検索エンジンは、そのサイトやWebページがどのような情報を持つサイトであるかを判断するために、サイトで使用されているテキスト(文字)情報を見ています。その際に、どのキーワードが重要であるかの判断材料として、上記で説明したタイトルタグ、見出しタグ、メタタグ、サイト全体を見たときによく使用されているキーワードを参考にしていると言われています。

ですので、例えば手話ボランテイアの参加者募集の際、ページタイトルに、
「手話ボランテイアの参加者を募集しております」
ではなく、

「手話ボランテイアの参加者を募集しております(京都開催)」
とすると、「京都 ボランティア」で検索した際に検索結果に表示される可能性が高くなります。

 

ただし、検索エンジン対策になるからと言ってキーワードばかりを詰め込みすぎて、人が読んだときに文章にならないのはNGです。このあたりは、次回のコラムで「コンテンツSEO」についてご紹介をさせていただければと思います。

まずはどんなキーワードで検索する方に来てほしいかを考え、Webサイトを更新するときにその狙ったキーワードを意識しながら、自然な文章の中で使用していただければと思います。

次回のコラム(予定):

  • 2.利用者にとって分かりやすく有用な内容を心がける(コンテンツSEO)
  • 3.定期的にホームページを更新する
  • 4.被リンクを増やすようにする