こんにちは、宮嶋茉莉緒です。お盆が過ぎ、「7月に比べると暑さが和らいだな~」と思い、テニスの予定を入れたところ、35度を越える日に練習をすることになり、軽い熱中症になりました。皆様もお気を付けくださいませ。

さて、ホームページやWebサイトのアクセス数(訪問数)を増やしたい!という方は多いと思います。でもちょっと待ってください。なぜアクセス数を増やしたいのでしょうか。ホームページ経由でのお問い合わせが増えるから?ショッピングサイトの売り上げを上げたいから?また、増やしたい場合の具体的な数字はどのくらいですか?

「なぜホームページが必要なのか」、「なぜ運用するのか」といった目的を明確に持っている方はこれらの質問にお答えいただけるのではないかと思います。このあたりのお話は、当NPOのセミナーでお伝えしているカスタマージャーニーマップの考え方と通じております。「団体やお店の存在を知ってほしい」、「場所・アクセスを知ってもらいたい」というだけなら、ホームページでなくてもFacebookページでも十分かもしれません。

さて、話がずれてしまいましたが、アクセス数を増やしたいという方に向けて、まずは基本中の基本。どうやってWebサイトやホームページにたどり着くかという、アクセス経路のご紹介をさせていただきます。無料で導入可能なアクセス解析ツール:Google Analyticsで使用されているの分類・用語によりご紹介をさせていただきます。

1.検索経由

「Google検索」、「Yahoo!検索」、「Bing」などの検索エンジンからのアクセスです。SEO対策(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)は、主に検索経由からのアクセス数を増やす対策です。

2.直接アクセス

ブラウザのお気に入り登録やURLの直接入力によるアクセスです。「もう一度このサイトに来たい」と思っていただいたり、ファンの方が増えると直接経由が増加します。チラシや名刺に記載のURLを入力してアクセスする場合も直接アクセスに含まれます。

3.別サイト経由

他のサイトからのリンクによるアクセスです。相互リンクをしているサイトやYahoo!ニュース、プレスリリース、個人のブログで紹介されるなど、各サイトで紹介されたときのURL経由でのアクセスです。

4.SNS経由

FacebookやTwitter等のSNS経由のアクセスです。ちょっと懐かしいものですと、mixiなども含まれます。ちなみに、SNSが始まりだした当初は別サイト経由のアクセスに分類されていました。

5.有料検索経由

Google広告(旧:Google Adwords、アドワーズ)経由でのアクセスです。広告を出稿している場合のみ表示される経路です。

一般的なホームページでは、検索経由が多い傾向です。ファンが多いホームページでは直接経由やSNS経由が多い傾向があり、アクセス数の多い別サイトとつながっているサイトは、別サイト経由が多い傾向です。

まずは検索経由と別サイト経由を増やす対策を行い、直接アクセスやSNS経由(ファンやフォロワーを増やしていく)を増やしていくという方針がよく行われるやり方です。自然検索でなかなかアクセス数が増えない場合には、広告を利用することでアクセス数を増やし、ファンを増やすという方針をとったりします。各訪問経由の増やし方については、次回のコラムでご紹介させていただきます。

ちなみに、当サイトの訪問経由の傾向は、宮嶋健人のコラムでご覧いただけます→「半年間、コラムを毎週更新した場合のSEO結果」。ご参考になれば幸いです。