こんにちは、Web屋のみやじまけんと(宮嶋健人)です!
先日、生まれて初めてクロールの息継ぎのコツを掴みました。
これまでは全力でバタ足して、全力で水を掻いて、
息継ぎしても苦しみが増す一方だったのですが、
「沈まない程度に(ゆっくり)足を動かせばいい」とわかってからは息が続くようになり、
125メートルを続けて泳ぐこともできるようになりました。
いつかは500メートル、1キロくらい泳げるようになって
トライアスロンに出てみたいです。
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さて、前回のコラム:「Webの成果向上のために大切にしている3つのこと」では、
・「1.ターゲットと目的を明確にして関係者で共有する」
・「2.成果につながる情報を発信する」
・「3.モチベーションを維持する」
の3点について書きました。
今回のコラムでは、実際に当NPOでコラムの毎週更新を4ヶ月続けてみた結果、
SEO(検索エンジン最適化)の効果がどのくらいあったのかを紹介します。
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まずは、Google Analyticsでの数値です。
下図のデータは、アクセス数(セッション数)を12月1日から週ごとにプロットした結果です。
2017年12月時点では、1日あたり2~5アクセスくらいでしたが、
ほぼ右肩上がりで推移し、現在は1日あたり10~15アクセス程度を記録しています。
次に、どうやって当NPOのホームページに訪れているかについて、直近30日間とその直前の30日間とで比較したデータです。
検索経由のアクセスが伸び、SNS経由のアクセスが落ちています。
コラム更新の際のSNS告知やシェアが甘かったようです。
次に、どのページがよく見られているかの直近30日間のデータです。
トップページの次に、コラム、スタッフ、実績、法人概要が続いています。
よくみられるページの中身の情報をより洗練すると効果的です。
個々のコラムに「閲覧開始数」が記録されており、サイトの入り口として機能していることもうかがえます。
「直帰率」が高くなる傾向があるのはある程度やむを得ない面もありますが、
コラムからスタッフ、コラムからお問合せ、コラムから他のコラム…といった具合に
コラム下部に誘導経路を設定しておくと、この辺りの数値も改善できそうです。
続いて、Search Consoleでの解析結果です。過去28日間の結果です(長いです)。
前回のコラムの時点と比べると、クリック数は100回⇒119回で2割増、
検索結果への表示回数は934回⇒5,571回で約6倍、
検索キーワードの種類数は63種類⇒411種類で約7倍に伸びています。
成果につながりそうなキーワードをいくつか見てみます。
・「京都 チラシ デザイン」
(前回:76.4位で5回表示、0クリック)
⇒(今回:51.7位で58回表示、0クリック)
・「チラシ デザイン 法人」
(前回:53位で3回表示、0クリック)
⇒(今回:21位で21回表示、0クリック)
・「npo web制作」
⇒(今回:75.4位で16回表示、0クリック)
・「cmsサイト制作」
⇒(今回:55.6位で38回表示、0クリック)
まだクリックには至っていませんが、これらのキーワードを含むコラムを継続更新すれば
順位表示も向上し、クリック~問い合わせ~相談・依頼につながるケースも出てくると思います。
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以上、「4ヶ月間、コラムを毎週更新した場合のSEO結果」と題して結果をお送りしました。
Webサイト経由でのNPOへの依頼も、この3ヶ月間で少しずつ出てきています。
水泳の息継ぎではないですが、全力で取り組んですぐに息切れしてしまうよりも、
持続可能なペースで、長く続けられるようにしていきたいです。
Webサイトの成果向上はもちろん、チラシやポスター、SNSなどの
広報の成果向上についてお困りの場合には、当NPOへご相談ください。
各分野に長けた良心的な専門家が、相談段階から親身に対応させていただきます!!!!!