【コラム更新】

周りでは花粉症で悩んでいらっしゃる方が多いですが、
この時期はヒノキでしょうか。
今のところ幸いにも花粉症には縁のない辻です。


今回から私のコラムでは、やさしくカメラの基礎知識や、撮影テクニック、撮影秘話なんかをお伝えできればと考えています。 

まず最初は、
プロカメラマンについて、 
『カメラマンって?」「何を撮影するの?」
というお話しです。

実はカメラマンと一口に言っても結構ジャンルがあります。

●カメラマン 其の一
まず、身近なカメラマンと言えば
「写真館のカメラマン」ではないでしょうか。
今ではだいぶ減りましたが近所に一軒はありましたね。
どんな写真を撮っているか?
履歴書や各種手続きで必要な「証明写真」
また、「肖像写真や家族写真」
成人の日など晴れの日の家族写真なんか撮られた方もいらしゃるのでは。
七五三など子供撮影に特化したスタジオなんかもありますね。
このような写真館やスタジオは「営業写真館」と呼ばれます。

そして、写真館やスタジオだけでなく
幼稚園や小中高の入学式、卒業式、体育祭、学園祭、修学旅行など
あらゆる学校行事に出向き撮影します。

また、結婚式で新郎新婦さんを撮るカメラマンもいます。
この方たちは「ブライダルカメラマン」なんて呼ばれています。

これらのカメラマンは主に人生の記念日や思い出の一枚を撮影します。


●カメラマン 其の二
「報道カメラマン、報道写真家」と呼ばれるカメラマンです。
世界中で起こる様々な出来事、事件や事故をいち早く現場へ出向き
写真に納める仕事です。
また報道カメラマンの中には、戦場カメラマンと呼ばれる方もいます。
特に戦闘や抗争の被害、被害者の取材をします。
何年か前に話題になった「戦場カメラマンWさん」もその一人ですね。


●カメラマン 其の三
「広告写真、コマーシャルフォト」と呼ばれる写真を撮るカメラマン。
前記のジャンルより馴染みがないのではないでしょうか。
では、「広告写真、コマーシャルフォト」って何?
簡単に言うと「営利目的の写真」です。
営利目的の写真とは?
広告主の要望に応え、商品あるいは商品に関連するイメージを撮影し、
広告主がそれを消費者に提示することで集客、利益の増加に繋がる写真。
このような写真を撮るのが広告写真家、コマーシャルフォトグラファーです。

カメラマン業は他にもありますが
大きくはこの3種類に分けられます。

このように色々なカメラマンを紹介しましたが、
いかがでしたでしょうか?

一口にカメラマンと言っても様々ですね。
このように様々なカメラマンが様々な被写体を撮っており、
カメラマンという同業種でもあまり共通することはありません。

しかし、このように共通点がないカメラマン業界ですが
一つ共通することがあります。
それは、どのカメラマンも『テーマ』を持って写真を撮っています。

写真を撮るうえでテーマは必要です。
そのテーマについては

また次回に・・・