昭和な私が子どもの頃には存在しなかったハロウィンが近づいてくると、

街ではオレンジ色のカボチャや黒猫モチーフをよく見かけるようになります。

そんな中、あるテレビ番組で聞き捨てならないニュースを知りました。

「インスタ映えしないからという理由で黒猫を手放す人が増えている」というのです。

先に言っておくと、これは4年も前のイギリスでの現地報道を根拠にしており、

現在の日本でもそんな状況は確認されていない、と思います。

 

確かに黒猫の撮影は難しい。

真っ黒なので表情や形がわかりにくかったり、ピントが合いにくかったり、

適当に撮ると背景に埋もれてしまったり。。。

 

↓ 悪い例 ↓(撮影者:私)

 

「インスタ映え」しないのは、明らかに撮る側の力量か工夫か努力か愛情不足だと断言します。

「映え」までいかなくとも簡単にかわいい写真にするには、

どんな猫でもかわいくなる、瞳孔が開いて目が丸くなっている時に撮る↓とか

写りはもひとつだけど、かわいい瞬間に撮る↓とか

背景をカラフルにしたり猫の形がハッキリわかる背景で撮る↓とか

いっそ真っ黒のシルエットにしてしまう↓とか

やり方はいっぱいあると思います。

現に、SNSでは毎日のように素敵でかわいい黒猫の写真を

愛情たっぷりにアップされています。

そんな黒猫の飼い主さんの熱意は、いつ見ても凄まじいものを感じます。

 

現代では、AIやカメラの技術がぐんぐん良くなってきています。

みんなが笑顔の写真を勝手に選んでくれたり、暗いところでも綺麗に撮れたり。

そのうちそんなテクノロジーのおかげで、誰が撮っても簡単にかわいく

どんな猫でもインスタ映えするカメラやスマホが誕生するかもしれません。

「SNS映えしないから、黒猫を手放す愚かな人が続出した」なんて

歴史の教科書に載る日が来るかもしれませんね。