こんにちは生駒です。

今回は8月31日(土)に大阪の生國魂(いくたま)神社で毎年開催されている「彦八まつり」にやさしいデザインきっての落語好き、森原氏と行ってきました。

「彦八まつり」とは上方落語協会が年に一度開催するファン感謝のイベントです。落語あり、場外でのイベントありでたくさんのお客様が境内いっぱいに楽しんでおられました。いつも京都・七本松落語会で活躍されている林家菊丸さんも焼きそば店を出店し、汗ダラダラでがんばっておられました。

 

さて、そこで当日いただいた手ぬぐいが大変面白い思考で作られていたので紹介したいと思います。

いつもは上方落語の噺家さんの名前が列挙されているのですが、今回は大阪の寄席、天満天神繁盛亭で一年間演じられている落語のネタの番付表でした。上から多くかけられた噺でしょうか。横綱には皆さんよくご存知の「時うどん」や「道具屋」、「つる」と落語をよく知らない方でもなんとなくわかる噺が並んでいます。そこで私は次のように考えました。

 

・100以上ネタをご存知の方は間違いなく落語横綱クラスです。

・50以上の方は前頭クラス

・10以上は十両クラスですかね。

 

いかがですか、どのくらいご存知でしたか。

意外と噺は知っていても題名がわからなかったりすることもありますので、これから落語を聞かれるときは、ぜひ題名もよく覚えてくださいね。

 

それから「やさしいデザイン」的感覚でこの手ぬぐいを見てみますと、相撲番付表をまねて、寄席文字で作られていることがわかります。

寄席文字の特徴は大きく、文字の隙間が少なく、右上がりで作られています。

墨をお客様、余白は客席にたとえ「客席にお客様がすき間なく入ってくださるように」との願いを込め、文字の間を空けずにし、さらに客入りが増えるように右肩上がりに書いていく縁起文字だそうです。手ぬぐいなのでどうしても幅がせまく、下の段は読み取りにくいのですが、それもまたご愛嬌で面白さをましているように感じます。

古典芸能でよく使われ、書体を見るだけでなんとなく昔の世界の出来事のように感じます。

実際はものすごく現代的な出来事も「創作落語」として話されたりもしますので、若い方でもとても落語はおもしろく楽しめると思いますよ。

 

この手ぬぐい、とても気に入ったので事務所の入り口付近に掲示し、一つずつのネタを確認している毎日です。