こんにちは。宮嶋茉莉緒です。
今回は、お問い合わせが多いWeb広告についてご紹介いたします。新型コロナの影響でWeb上での広報に関心を持たれる方が増えているようです。
「Web広告」は定義があいまいな言葉なのですが、「インターネット上で広告する」という意味で代表的な広告をご紹介いたします。
Web広告の種類
様々な広告がありますが、主には3種類ございます。
下記の図に記載している3つの特徴のうち、「①効果の測定・分析が可能」と「②柔軟な出稿設定」については、チラシの配布やポスターの掲示、新聞広告等の紙媒体に比べると大きな特徴と言えます。
誰でもやろうと思えば、1日100円~などで出稿できますが、費用対効果をよくしようと思うと、仕組みを理解している方でないと難しいという面がございます。また効果分析についても、コードの埋め込みや分析の仕方などは慣れていない方でないとなかなか難しい点がございます。
検索連動型(リスティング)広告について
ユーザーが検索したキーワードに応じて検索結果に表示される広告です。検索結果一覧の上部や下部に「広告」という文字が出ます。Google広告とYahoo広告が有名です。
費用は、1クリックごとに発生します。費用はキーワードによって数円から数千円とバラバラです。
出稿の際に、広告タイトル、説明文、リンク先URLと共にキーワードとクリック単価で入札します。検索順位や実際のクリック費用は、広告ランク、品質スコアなどの各種要因決まるため、広告運用者の腕の差が出ます。
ディスプレイ連動型広告
ニュースサイトやブログなど、Webサイトの内容やユーザーの興味に連動して広告を表示します。クリックごとに費用が発生します。
過去に訪れたことがあるサイトの広告が繰り返し表示される追跡型広告(リマーケティング広告)もあります。何度も同じ高校が出てくるというのは、ご経験されたことがある方も多い広告だと思います。
ソーシャルメディア(SNS)広告
Twitter、Facebook、Instagram、LINEなどを利用しているユーザーの利用画面に表示される広告です。
費用は、表示回数に応じて発生する方法とクリックに応じて発生するやり方があります。それぞれのSNSの利用者層に向けて広告を出稿しますので、広告したいと考えている対象者がそのSNSを利用しているかどうかが、まずは大事になります。
広告の役割、カスタマージャーニーマップの活用
広告を有効に利用するためには、広告対象者を具体的に設定し、その方が行動に至るまでの行動を時系列に並べることで、どのような思考・感情をたどるかを整理し、広告や情報発信のヒントにすることができます。
具体的には、宮嶋健人のコラム「いかにしてWeb&SNSの情報更新を継続するか」をご覧ください。