こんにちは、足立です。
今まさに令和元年の初日にコラムを書いている訳でして、中々感慨深いものがあります。
さて、今回は情報をわかりやすく伝えるデザインの手法として、
「インフォグラフィック」のお話です。
「インフォグラフィック」とは、
数値や統計といったデータ情報をビジュアル化するデザイン手法です。
主にイラストやアイコン、ピクトグラムといった表現によって、
本来は読み込む必要のある内容を、わかりやすく視覚的に伝える効果があります。
特に目新しい手法ではありませんが、素早く直感的な情報伝達が重視される現在、
Webサイトや情報誌、プレゼン資料やプロモーション動画など、さまざまなシーンで活用されています。
では、参考イメージを作成してみたので見ていきましょう。
(データや内容は全て架空のものです。)
・架空の観光名所来場者ランキング
来場者数を人型のピクトグラムで表現することで、数値のスケールを直感的に伝える事ができます。
複数の項目を比較する場合など、特に有効です。
・架空の番犬ランキング
棒グラフにイラストを組み合わせて視覚的に情報を伝えます。
簡素なグラフやチャートは、内容に興味が無い限りなかなか目に留まりづらいものですが、
イラストを活用することで興味を引く効果も期待できそうです。
・架空の大学のパソコン所有状況
円グラフにイラストを組み合わせて情報内容をわかりやすく伝えます。
アンケート結果のように、項目が多岐に渡る場合は途中で飽きてしまいがちですが、
視覚的に楽しませる事によって興味を持続できるかもしれません。
以上、インフォグラフィックの参考イメージでした。
インフォグラフィックは情報内容をビジュアル化する事で内容をわかりやすくするとともに、
興味を持たせたり、飽きさせないようにする効果も持ち合わせています。
自分たちの活動内容になかなか興味をもってもらえないとお悩みの方は、
一度この手法を活用したPRを行ってみるのも良いかもしれません。
また、こういった直感的なデザイン表現は、高齢者や障がい者、外国の方々に対する情報伝達にも有効で、
動画コンテンツ等と組み合わせて、今後さらに重要性が増していくのではないかと思います。
では最後に、
下記のWebサイトに秀逸なインフォグラフィックが掲載されているのでご参考ください。
・ANA Travel & Life
https://www.ana.co.jp/travelandlife/infographics/
・トリップアドバイザー
https://tg.tripadvisor.jp/news/graphic/
それでは〜。