はじめまして、宮嶋茉莉緒です。主に、Webサイト制作のディレクションやお客様の相談窓口を担当しております。普段は、「Webサイトを育てましょう!検索エンジン対策のためにも、コラムやニュースを更新が必要です。」とお客様にお話させていただくことが多いのですが、いざ自分が更新担当となると何を書こうか、大変迷いました・・・。この場をお借りして、今年の目標の1つは、「自分が定期的に発信できるようになること」と宣言をさせていただきます。

さて、今回は、お客様ご自身が更新されるWebサイトやSNSについて、「これはもったいないな~。こうしたらもっと効果的な発信になるのに…」と感じていることを、1つご紹介させていただきます。

それは、「WebサイトのOGPを適切に設定してほしい」ということです。

OGPとは、”Open Graph Protcol”の略称で、FacebookやTwitterなどのSNSでWebサイトのURLがシェアされたときに、そのページのタイトル、URL、概要文、アイキャッチ画像を、自分が意図したとおりに表示させる仕組みです。

「この記事が面白いから後で読み返すためにFacebookに投稿しておこう」と思って、WebサイトのURLをFacebookで投稿したりシェアをしたときに、「うわっ、なんか表示が残念。これ何の記事かよくわからなくなりそうだし、シェアするのがちょっと嫌だな~」というご経験はございませんでしょうか。私は何度かそういう経験があります。この、WebサイトのURLをFacebookなどでシェアした時に表示される内容がOGP設定によるものです。

良くない例がすぐに出せればよかったのですが、最近は、OGPが適切に設定されているサイトが増えており、良くない例を見つけ次第、追記させていただきます。

OGPは、Webサイトのヘッダーと呼ばれる箇所にOGPタグを埋め込むのですが、簡単に設定できる場合もあれば、苦戦する場合も多々あります。具体的なタグは、「OGP設定」でググっていただく(Googleで検索する)と多くのWebサイトでやり方やコードが紹介されてますので、そちらをご覧いただければと思います。

また、OGPの設定にもいくつかのやり方があります。たとえば、ニュース配信サイトでも下記のような違いがあったりします。

・常に同じアイキャッチ画像を出す(例:日経新聞のニュース記事)
・記事やページに応じたアイキャッチ画像を出す(例:ファミ通.comのニュース記事)

これは、配信する記事の性質によると考えられます。日経新聞のニュースでは、全ての記事に日経のロゴマークを表示しています。全ての個別の記事に写真を撮影しているとは限らない、写真を出してよいか判断が難しいものがあるなどの事情があるのではなかと予想されます。

一方、「ファミ通.com」の場合は、個別の記事のアイキャッチ画像が表示されるように設定されています(トップページや一覧ページはアイキャッチ画像は出てきませんが)。記事の内容は、基本的にはゲーム関係やエンターテイメント関係ということで、ほぼ必ずビジュアルが求められる内容であること、記事単体でシェアされることも多いため、記事ごとのアイキャッチ画像が出るように設定をしているのではないかと考えられます。

皆様が運営中のWebサイトではいかがでしょうか。更新頻度があまり多くない場合(1ヶ月に1~2回)や、新着情報やコラムのたびに必ず写真や画像が求められるのが難しいという場合は、1種類のアイキャッチ画像を用意していただくことをお勧めします。

【セミナーのご案内】

まだ情報が未公開のようですが、2月下旬に、京都市ボランティアセンター主催のSNSセミナーにて、当NPOが講師を担当する予定です。詳細が決まりましたら当サイトにてもご案内をさせていただきますので、ご興味がございましたら、ぜひご参加をいただけますと幸いです。

【2018年2月16日追記】
■ボランテイア活動サポート講座 参加者募集中!
第2回【2月28日(水)14:00~16:00】
テーマ:わかる!使える!!SNS活用セミナー
講師:宮嶋 健人 氏(NPO法人 やさしいデザイン)
受講料:無料

受講のお申し込みはボランティアセンターまで
TEL:075-354-8735