こんにちは、宮嶋清人です。前回に引き続き、「WordPress」に様々な便利な機能を追加する「プラグイン」をご紹介していきます。

今回ご紹介するのは、ホームページに設置したお問い合わせフォームの自動返信メールがスパム判定に引っかかる場合の対策等に使用されるプラグイン「WP Mail SMTP by WPForms」です。

どんなプラグインなのか?

WordPressのメール送信用の関数が呼び出される際に、メールの送信元をこのプラグインの設定画面から指定した「SMTPサーバ」を通じて送信させるような指定を自動的に追加します。適切なSMTPサーバを指定することで、メールを受信する側がスパムメールだと誤認しにくくなります。特に、ホームページのサーバーとメールの送受信に使用しているサーバーが異なる場合や、自動返信メールの送信元が自分のサイトのドメインと異なっている場合は、この設定をしておかないとスパムメールと認識されやすいです。

なぜこのプラグインを使用するのか?

WordPressから送信されるメール全般に対して設定が適用されるため、このプラグインの設定画面の操作と、SMTPサーバの情報を用意しておくだけで対策ができて非常に便利です。

使用方法

  • ①プラグインの「新規追加」から「WP Mail SMTP by WPForms」検索してインストール・有効化
  • ②管理画面の左メニューの「WP Mail SMTP>設定」から設定画面に移動
  • ③設定画面の「一般」タブで、下記画像の項目を設定します。
  • ④設定画面の「メールテスト」タブからメールのテスト送信を行い、エラーが発生しないか確認します。
  • ⑤お問い合わせフォームの方でも送信テストを行い、自動返信メールが正常に受信できるかを確認し、正常に受信ができていれば作業完了です。

設定画面イメージ

 

次回も、様々な案件で利用している便利なプラグインについてご紹介させていただきます。