検索だけじゃない、Googleでできること

「Google(グーグル)」と聞くと何を思い浮かべますか?

まずは「検索!」ですよね。

Googleで検索することを「ググる」と言ったり、英語でも「Google it.(ググってみて)」など、

Googleはもはやただの名詞ではなく動詞にまでなっています。

そんな検索の代名詞のGoogle、検索にしか使っていないともったいないかも。。。?

今回は私が愛してやまない「検索以外の使えるGoogle」を紹介します。

ココ(赤丸のところ)にたくさん隠れています。

 

Gmail(ジーメール)

Eメールが使えるサービスです。

Googleは何も登録などしなくても検索はできますが、アカウントを作るとメールアドレスがもらえます。

「メールアドレスなんてもうあるよ」という方、ちょっと待ってください!

お家で使っているインターネットはどこかのプロバイダ(ネット回線業者)と契約されていて

そこから割り当てられたメールアドレスを使っています。

xxxxx@xxxx.ocn.ne.jpとか、xxxxx@xxxx.eonet.ne.jpなどのアドレスです。

そしてスマホや携帯では、xxxxx@docomo.ne.jpとか、xxxxx@ezweb.ne.jp、xxxxx@softbank.ne.jpなどの

キャリアメールと言われるアドレスですね。

これらをずーーーっと何の変更もなく使い続けるには問題ないのですが、

もしプロバイダを変更することになると、当然割り当てられたアドレスが変わります。

また、最近話題の携帯各社から打ち出されたスマホの格安プランに変更すると

キャリアメールが使えなくなります。

そういった乗り換えの都度、メールの設定をしなおして、メールアドレス変更のお知らせを送って、

過去の必要なメールを保存して…などの手間が、Gmailのアドレスを持っておくと今後不要に!

Gmailはネット上にメールがたまっていくので、パソコンからいつでもメールを見られますし、

スマホにはGmailのアプリを入れておけば、メールが届いた瞬間に通知が来るので

今までの携帯メールと同じように使えます。

 

Googleドライブ

データを保存できるネット上の倉庫のような場所です。

無料で割り当てられるデータ容量は15GB(ギガバイト)で、

Gmail、ドライブ、写真を保存できる「Googleフォト」でこの15GBを共有します。

容量がいっぱいになるとそれ以上保存できなくなるので、

いらないデータを消すか、有料で追加容量を毎月買うことになります。

ただ、15GBって普通にメールやちょっとしたデータを置いておくくらいなら

なかなかいっぱいにならないですよ。

 

Googleドキュメント

いわゆるWord(ワード)です。文書作成ができます。

Wordと互換性があるので、Wordを持っていない人でもドキュメントで開くことができます。

一旦、先述の「ドライブ」にデータを保存し、それを「ドキュメント」で開きます。

また、文章を読むだけで面倒な文字入力をしなくて済む「音声入力」にも便利です。

詳しくはコチラ↓

とってもラクチン、「音声文字入力」に挑戦しよう!

最近私が多用しているのが「OCR機能」です。

これは、文字を読み取ってテキストデータにしてくれる機能です。

たとえばこんなへにゃへにゃした手書きメモ。

これを、一旦ドライブに保存します。

ドライブを開いて、えいやっ!とドラッグ&ドロップで入れます。

そしてドライブ上で、画像を

Windowsなら右クリック、Macならcontrol+クリックし

「アプリで開く」>「Googleドキュメント」を選びます。

するとドキュメントが立ち上がり、しばらくクルクルと考えたあと…

ジャーン!!

メモの画像の下に、緑の文字が生まれました。

これがテキストデータで、コピーして使うことができます。

私の文字は「か」にクセがあるみたいで、正しく読み取れていませんね。

読み取り機能を使う場合は、テキストデータが生まれた後の文字チェックが欠かせません。

この機能を使えば、例えば、明らかにデータがあるはずなのに無いから文字入力してと

言われて悶々とするプリントされた文書や、

うまくいけばホワイトボードに書かれた内容をテキスト化して簡単に議事録にまとめたり

という使い方もできます。

ただ、左から右にひたすら読み取っていくので、表や図のように書かれたものは

読み取りが苦手なようです。

プリントされた英文や、URLのテキスト化には抜群の威力を発揮しますよ!

 

Googleスプレッドシート

いわゆるExcel(エクセル)です。表が作れて、表計算ができます。

Excelと互換性があるので、Excelを持っていない人でもスプレッドシートで開くことができます。

 

使ってよかった、こんな時

余談ですが、WordもExcelもみんな使ってる、と思い込んでいる人が多いようです。

が、持ってない人もいますよーーー!と言いたい。

数年前まで私のパソコンには入っていませんでした。

やっとパソコンに入っても、WindowsとMacではもひとつ互換性が悪く、

レイアウトが崩れたり、肝心の文字が隠れてしまっていたり。。。

 

私が以前、ボランティアをしていた時の話です。

1つのイベントの台本データ(Excel)を担当者ごとに編集するのですが、

まずExcelを持っていない人は編集ができない。

できる人でも、最終的に合体させるとバージョンの違いで

レイアウトが違って見えたり、おかしなところが出てくる。

合体させるときに一部古いデータが残ってしまって最新の状態にならない。

みんなの環境がそろわないことから、スプレッドシートを導入しました。

ドキュメントもスプレッドシートも、共有設定をかければ

同時に複数の人で1つのデータを編集することができます。

このおかげでデータは常に最新の状態をキープし、

誰かが取りまとめる作業の必要もなくなり完璧なデータができました。

 

こんなに多彩なサービスの数々が無料で使えるなんてありがたすぎる。。。

Googleの提供しているサービスはなんと70にも及びます。

まだまだご紹介したいサービスが他にもありますが、今回はこのへんで!

やまなる